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ルクア・フードホールの話

 

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ルクア地下のフードホールに行った。

京都住まいを始めて以来あまり大阪駅にいくことがなくなったのだが、この日はひさびさに大阪駅近くで会議。帰りに話題のルクア地下フードコートこと、フードホールにいってみた。

 

ルクアの地価はバルチカと呼ばれるバルスタイルの飲み屋街をデパート内に落とし込んだ区画と、フードホールと呼ばれるいろんなお店のテイクアウトメニューを持ち寄って食べられるスタイルの2業態が存在しているようだ。バルチカでサクッと飲んで帰ろうかと思ったがさすがに連日TVで紹介されていただけあってどこも満員御礼。

 

仕方なく、エレベータ近くのテーブル席が空いていたのでとりあえず確保。3人いたので1人はお留守番として残る2人が四散して食料確保にでかけた。私は食料担当だったのでフードホールの総菜屋を物色。デパ地下よろしくのフォトジェニックな惣菜が並ぶが、ライブでオマールエビを裁くエリアに注目。スパークリング、生ハム、オマールエビがセットでぽっきり価格だとか。

 

あまり時間をかけても興を削ぐことになるのでここに決定。オマールエビを裁くお兄さんに話を聞いたところ、本来は生ハムがウリだとか。しかし大阪でも屈指の人の流れの行きつく先で映える一皿を提供しているとあらば、オマールエビに注文が集中してしまうのは自明の理。じゃあ生ハム多めにいれてよ、なんて言いながらライブ調理終了。

 

この大きな一皿を運ぶのだが大きい赤いエビが目立つもんだから、これを見てさらに他の客が並ぶ並ぶ。なるほどここじゃ、テーブルに運ばせるのもひとつの演出だなあなんて思いながら着席。酒担当もしっかり赤ワインを調達してくれていた。アルゼンチン産グルナッシュ。久しぶりだ。

 

レモンをしぼり、オマールエビをひと口。フレッシュな香りとエビの風味。大ぶりな歯ごたえが贅沢な気持ちにさせる。ぷりっぷりっというわけにはいかなかったが地下のフードコートなら上出来上出来。味ならご自慢の生ハムだ。こちらにはワインもある。鮮烈な塩気としっとりとした食感。遅れて甘みを感じるフレーバーに濃厚赤をゴクリ。仲間との談笑にこれだけ揃えば何も問題あるまい。

 

デパ地下にここまでそろっているのはすごいが、フードホールの場合追加が少し面倒か。キャッシュオンスタイルの店と違わくはないが、とにかく人が多い。もう少し、空けば楽しめる余白も広がりそうなものだ。まあでも大阪駅の地下だからまだしばらくは難しいかしら。なんて思いながらボトルは底が着いた。

 

 

ここは長居しないが正解でしょ。

と軽快に駅に向かう夜はまだ8時を回ったところ。

我々にはまだまだ遊びの余白は残っている。